先達山メガソーラー 県からの回答について記者会見
福島県知事宛に申し立てた、林地開発許可取消し等の「処分等の求め」に対する県からの回答に疑問あり。同事業への出資会社に公開質問状も送付
「あづま山の景観と自然環境を守る会」(福島市 矢吹武会長)では、先達山メガソーラー事業の林地開発許可にかかる資料の情報開示を受け内容を検討をしたところ、事業者が、森林法第10条の2及び林地開発許可に係る福島県の許可基準に違反する態様で本件メガソーラー開発を行っており、防災上深刻な問題を引き起こしかねない可能性が高いと判断。その是正のため、福島県行政手続条例(平成7年10月13日条例第55号)第34条の3第1項及び第2項の規定に基づき、令和7年5月9日付で
➀ 福島県知事が令和3年11月14日にした林地開発許可の取消し(監督処分)
➁ 開発行為の中止命令、復旧命令(監督処分)
を求めました。
上記申立てに対し、令和7年8月5日付けで、福島県より回答がありましたが、内容的に不十分であり、また令和7年2月20日付であづま山の景観と自然環境を守る会が福島県宛に提出した質問に対する福島県からの回答と正反対の記載もありました。
同会は、令和7年8月25日記者会見を開き、福島県からの回答内容をメディアに説明するとともに、会員が「運転が開始されても終わるべき問題ではない。色んな問題を秘めていると思っている」などの意見を表明しました。

また、同会と全国再エネ問題連絡会は、林地開発許可手続不備による災害のおそれや景観問題について、出資企業宛に公開質問状を送付しています(令和7年8月24日付)。
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公開質問状送付先
